伊坂幸太郎さんの長編小説。
猫のトムと出会った主人公は、
トムから塀に囲まれた国の話を聞く。
塔の国との戦争、クーパーと呼ばれる怪物の話。
猫が人間の言葉を理解する架空の社会。(人間は猫の言葉は理解できない。)
猫が、ネズミから話をもちかけられておどろくシーンとか
(猫は本能にかませてねずみを狩る中で、
ネズミと話せるとはおもってなかった)ユーモアもある中で、
人の残酷なところも描かれる。
正直、なんでもありの世界の中で、最後にそうきたかという部分で
物語はEndingを迎える。
子供の頃の、想像の世界ってこんなだったかな、と思った。