2012-12-21 「第五番」久坂部羊/幻冬舎 最近の読書 #小説 久坂部羊さんの長編小説。 「無痛」の続編にあたる作品。 第5番とは何を意味するのか? エイズに狂牛病、SARDSそして記憶にあたらしい豚インフルエンザ、 現実に起きた現実の上に構築されるフィクション。 登場人物たちとの再会は嬉しかったけれど、 作中救えない現実のつらさもあり。 日本で発生する新しい疫病の描写がリアルで、 その正体を突き止めるまでのストーリーは独立して楽しめました。