2011年10月に刊行された、三橋貴明さんの本。
ユーロ問題についての解説、予測が
現実の進行とリンクしていて痛々しい。
多文化主義の失敗について、の考察も
欧州の長年の経験の失敗がまとめられていて
わかりやすい。
韓国、中国の経済課題もしかり、
経済についての、従来の専門家の妄想?迷信が、
現実の展開のなかで、正しい理論に覆されていく様子を
情報隠蔽が不可能なネット社会の中でリアルタイムで経験できるという
稀有な状況に、今、いることは
幸運なことだと思いはじめた。
次の選挙も踏まえて、国民として備えたい。