丸山健二さんの自伝的エッセイ。
就職を控えた18才の頃から、
新米社会人だったころ、転職したとき、
転機を迎えたときに原点確認のようなイメージで
新しいものを読んできました。
18才のときに「メッセージ 告白的青春論」を読んでから25年。
本書も、初出が「新潮」2000年8月号なので
書かれてからもう12年ほどですが、
すでになじみのエピソードで語られなかった部分の
詳細が書かれていて、
新しい発見、それはそうだ・・ということがいくつかありました。
こんなふうに生きるのが楽とも思えないけれど、
ひとつの理想かも知れないとは思います。