読み応えがあった。おすすめです。
新聞、NHK、テレビ、
インターネットが情報源としての存在価値をあげるにつれて
今まで見えなかった問題にも焦点があたるようになったことに
安堵している。
長引くデフレの良い点は、
安くても価値のないものにはお金を払わない、という
人生の選択のスタンスを定着させるところまできたことだと思う。
選挙は、限られた機会にしかチャンスがないが、
よりためになる、自分や家族を幸せにするサービスに
お金を払うというのは、ひとりひとりが毎日行使できる
意思表明になる。
その点で、本書で述べられた誰も手をだせない
NHKの現状は、東京電力に通じるもどかしさを感じる。