誉田哲也さんの長編小説。
主人公:秋川瑞季は、就職浪人4年目のフリーター。
語学力を買われて、テレビ局のプロデューサーである
叔母の織江からのアルバイトを引き受けることになる。
通訳の相手は、透視能力者エステラ。
霊能力というものにトラウマを持つ瑞樹が、
エステラと一緒に番組制作を進めていくうちに
発見されるミイラ状の死体。
どたばたした感じが楽しくも読める。
並行して語られる物語のバックボーンである
中国からの不法滞在者のストーリーも
今のなっては覚醒の感があるな。
最後、こうきたか・・
ちょっとばたばたして、濁されてしまったけれど
この作品もシリーズ化されると
楽しく読めそうです。