堂場瞬一さんの長編小説。
大学ラグビーの名門、常陽大学。
リーグ戦四連覇、そして初の選手権優勝を目指す中で
名監督と言われた進藤が亡くなった。
残されたチームを託されたヘッドコーチの七瀬、
そしてその圧倒的な実力でチームをまとめてきた
キャプテンでもある息子の進藤。
心酔してきた偉大な監督のやりかたとの相違に戸惑う選手、
OBからの圧力・・
なにかがうまくいかない・・
何を考えているのかわからない・・
そんな中でチームは勝ち続けていけるのか・・
おもしろかった。
野球物のとおなじように、連なっていくシリーズ作品として
読みたいと思いました。