東京郊外の団地を舞台にした柴田よしきさんの連作長編。
- 最後のブルガリ
- 黒猫と団子
- 遠い遠い隣町
- いつか響く足音
- 闇の集会
- 戦いは始まる
- エピローグ
おもしろかった・・ オススメです。
柴田よしきさんの作品、いろいろなタイプの小説を読んだけれど、
こういう作品もあるのか・・・
いろんな事情をかかえて、今、同じ団地で隣人としてふれあうことになった
各章の主人公たち。
住んでいる人の数だけの人生、
住んでいる人の数だけの秘密、謎。
明るいエピソードだけではないのに、ほっとするような
あったかい気持ちになれる、小説でした。