最近、テレビでの露出も増えてきた三橋貴明さんの本。
昨今、新聞やテレビ局の業績不振のニュースはすっかり定番のものになってきている。
偏向報道や、ジャーナリズムとして、世界から見たときに
異常さもまたしかり。
SNSやツイッターが不可能と思われていた独裁政治さえ
切り崩して、世界を変えつつある中で、
けして戻ることがない不可逆な変化が進行しているのがまぎれもない事実。
3年後、5年後には、
今現在を振り返って、ああと思うような事態になっているのだろうと思う。
かつて、田舎でアルバイトなど限られた中で
新聞配達をして、多くのものを得てきた自分には、
新聞への感謝や擁護したい気持ちもあるのだけれど、
本書でもふれられているいくつかの事件については、
全く理解できない。
トップや組織の意向に逆らえないのだろうか?
個人の志や、意識はけして地に落ちてはいないはずだと思いたい。