制作：フジテレビ・アルタミラ・東宝・電通
監督：矢口史靖
主演：田辺誠一、時任三郎、綾瀬はるか、吹石一恵、田畑智子、寺島しのぶ、岸部一徳
肘井美佳
ANA前面協力の元、
コ・パイロット（副操縦士）の審査フライトを舞台にした”ヒコーキムービー”
JALの整理解雇に対する訴訟のニュースがでたばかりだったので、
ライトコメディの要素が高いだろうこの映画が放映されるのは
また微妙だな・・と思いながら観ました。
お約束のどじなCA（キャビンアテンダント）や、とぼけた空港スタッフたちの
笑いを連ねた前半は、ありがちなものだけれど、
バードストライクで航行中に計器トラブルを発生した航空機が
羽田への帰航を決断する。
燃料はぎりぎり、台風の迫る中、無事にたどりつけるのか？
空港で、航空機の中で、
整備士、航空局、グランドスタッフ、管制官、
それぞれの関係者がプロフェッショナルの顔をみせる。
おもしろかった・・
緊張感の中で、
同じ目的を共有して、自然に全力をつくしている姿には、
正直感動するものがある、すがすがしい。
チームワークというのは、こんなふうに迷い無く
気持ちが一致した状態をいうのだな、と思った。
非常事態を引き起こすのが、
テロでも災害でもなく、というのがまた日本映画らしくてよし。
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http://info.movies.yahoo.co.jp/detail/tymv/id330569/
