日恩明さんの長編小説。
主人公は、恵比寿消防出張所の救急隊機関員:生田温志。
出動中にジャックされた救急車を運転しながら、
事件を解決することができるのか・
消防士:大山雄大を主人公にした1連のシリーズの
読者にはおなじみのサブキャラクターたちも、登場して、
作品全体の広がりが、楽しめます。
知っているようで知らない、消防士や救急隊員の
日常や、業務が、きちんと書かれていて、
そのプロフェッショナルぶりにふれられるのが
このシリーズの良いところ。
仕事とは・・職業選択とは・・
というところを考えるきっかけにもなります。
エンタティメントとは別の
何かを読んで欲しいかなと思います。