有川浩さんの図書館戦争シリーズ4作目:最終巻。
図書館戦争シリーズという作品の根底が、
架空の日本を舞台にした
メディア良化委員会のと図書館組織との検閲をめぐった
時には武力行使も伴う闘いをテーマにしているので、
シリーズが進行していくということは、
前作の「図書館内乱」も含めてこういうストーリーに
なるのだというのは、
本書を読み進めてあらためて思ったこと。
何より、主人公の恋愛のなんともいえないもどかしさが
魅力であり..
本作での最終章、エピローグを読んで
これでひとつのシリーズが終わったのかと思うとさびしいものがある。
とはいえ、主人公たちの恋愛関係にFeatureした
別冊もあるようなので、そちらを楽しみたいと思います。