重松清さんの長編小説。
本州西端の小さな港湾都市にして城下町、周防市、
20年前の夏、憧れの甲子園まであと一歩まで勝ち進んだ
県立周防高校（シュウコウ）の元エース：ヨージ37が主人公、
長年働いた出版社を辞めた後、
妻のボストンへの研究員としての派遣にあわせて
小学生の娘：美奈子と一緒に故郷に帰ってくる。
かつののチームメイト、カメにジンブー、
そしてマネージャーだった恭子との再開。
主人公たちと年令が近いこともあるけれど、
東京での仕事・暮らし、そしてふるさと・田舎という存在。
小説のテーマが身近で、想像させられたりしました。
