プロローグを締めくくる言葉:
タイミングとは、喩えるならダムにある水門のようなものだと思う。人は、
そして、すべての生命は、未知なるものに向かってタイミングという水門を
解き放つことで可能性を開いてきたはずではないだろうか。
そして、その水門を開く方法はひとつだけだろう。
憶測をせずに行動することだ。
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革命家:チェ・ゲバラの「モーターサイクル南米旅行日記」
元・格闘家の須藤元気さんが、若きゲバラと同じルートを
たどり、彼が何を見て、何を感じたのか確かめようと
南米を旅した記録。
同行した友人とのやりとりや、旅先で巻き込まれたトラブルにも
変わらずユーモアをわすれない須藤元気さんの語りには
思わず笑ってしまうのだけれど、
日本を離れた異国の地で考えることは、
経験に根ざした重みがあると思った。
須藤元気さん、最近結婚されたようですね。
おめでとうございます。