road2vのブログ - a little white rooster

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「ウイニング・ボールを君に」山際淳司/実業之日本社

1983年から1995年までの
山際淳司さんのスポーツ・ノンフィクションそして
いくつかのインタビューを集めた作品集。

私にとっては、
スポーツ・ノンフィクションというジャンルに初めてふれたのは
山際淳司さんや沢木耕太郎さんの著作によってだった。

本書に集められたのは、野球だけでなくて
NBAやプロボクシングの選手のことも多く語られているのだけれど、
日本のプロ野球のことが一番、記憶と重なっている。

プロ野球に興味を持ち始めた小学校3年生くらいから、
王貞治(選手)や江夏投手のこと。
その後、江川投手に西本投手のこと
遠い昔のひとつの試合や、打席のことがこんなにも
鮮やかに切り取られて、思い出されるものだと思った。

桑田や清原、
松井にイチロー

世代が変わっていっても彼らのデビューやルーキー時代のこと、
輝いた一瞬のゲームのことも
よく覚えてる。

その記憶は、このスポーツ・ノンフィクションの名著と一緒に
ずっと残っていくのだと思う。

# ソウルオリンピック後1991年5月に行われたカール・ルイスとの
 インタビュー記事は、先日読んだ沢木さんの本「冠 コロナ」:アトランタ五輪観戦記
 でのカール・ルイスの商業主義への傾倒のことを批判的に書いた章との
 対比で興味深かった。

 インタビユー後、バルセロナ五輪を経てのアトランタだったのだと思えば、
 カール・ルイスのすごさは認めざるを得ない。