原作:江國香織
監督:森田芳光
主演:佐々木蔵之介、塚地武雄、常盤貴子、沢尻エリカ
江國香織さんの原作を読んだ時、どういう小説と捉えていいのか
わからずに戸惑いながらも、不思議に心に残っていた。
映画化されて、間宮兄弟が具体的な人物像として
描写されてみて、ああと思った。
間宮兄弟のもてなさぶりが、自分にちかい・・のだなあ。
せつないのだけれど、
日常生活のディティルにところどころで笑ってしまった。
佐々木蔵之介、塚地武雄の愛すべきキャラクターがすばらしい。
小説に忠実に映像化されていると思うけれど、映画の方が好きです。
常盤貴子、沢尻エリカも、
身近にいそうなマドンナとしてリアリティがありました。
映画の方が、なんとなく幸せになれそうな予感も残した
Endingでそれがまた良し。
間宮兄弟、幸せになって欲しい!
(というか、幸せになりたい!)と思う映画です。
この映画を見て、暖かい気持ちになれるあなたはいい人です。
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