1996年式のROVER623SLiを購入してから約1年半、
夏（8月）に車検をとったばかりだったのですが、
このたび手放すことになりました。
Full装備のラクジュアリー・セダン。
ベージュの革張りの内装、上質なシート、
初めて所有して、想像を超えていたその魅力を味わえたと思います。
メカニズムの古さや、旧世代のエンジニアリングであることも
最新のクルマの試乗を行った後の帰路で、
その良さを再確認することもしきり。
クルマにあわせて運転するということも悪くないと思いました。
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エンジンスタート時の不調が始まりで、
メーカー自体がなくなり、正規のサポートを受けられるディーラーが
ないことに、不安を感じて乗り換えを考え始めましたが・・
先日、ついに出先で不動状態というのを経験しました。
比較的、長距離を走った後でエンジンチェックの警告ランプが点灯したのですが
そのときは、途中休憩で再スタートすると消灯。
その後、目的地について、再度スタートしようとすると
エンジンチェックの警告ランプが点灯したまま消灯せず、
イグニッションをONするとアラーム音が響いて、
スターター自体が回りません。
これが不動状態・・、遠方の地で途方にくれました。
バイクでエンジンがかぶってエンジンがかからないことは
何度かありましたが、クルマのエンジンがかからない、スターターが
回らないと、どうしようもないとはこのことです。
最悪の事態（レッカーけん引）も考えながら
1時間くらい、時間をおいて、
幸いエンジンチェックの警告ランプが消灯。
（このときは声がでました。）
エンジンスタートできて無事に帰路につけたのですが。
いつエンジンチェックの警告灯がつくか、ひやひやしながら
アクセルを控え、暖房いれて、渋滞まじりの2時間、
自宅近くの交差点で、今度はABS警告灯が点灯。
無事に帰りつきましたが・・疲労困憊です。
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次の日は、
何もなかったかのようにすべての警告灯が消えて
また正常に動いているのですが、いつまた不動状態になるか？
という不安を抱えて、
このまま所有していくことはできないと判断しました。
後日、またBLOGにupしたいと思いますが、
次のクルマの契約も完了して、納車を待っている状態です。
ROVER623SLiとの生活もあと一週間、
十分に乗りつくしたとは、いえないことが心残りです。
