MTで楽しめるモデルということで、候補のひとつと考えていた
三菱コルト ラリーアートVersion-R(5MT)に試乗させてもらいました。
試乗車の巡回にあわせて、少し遠くのディーラーまで。
十数ｋｍ走っただけで、全然知らない真新しい街が広がっていて
ROVER623SLiでのドライブも楽しみました。
試乗したモデル、色は黒。
ギャランフォルティスと同系統のデザインかと思いますが格好いいです。
レカロオプション装着車で、サイドサポートが強いのは
スイフトスポーツやGOLF GT-TSIと同じ。
正直ここまではいらないかなという感じ。
ステアリングは本皮で、感触良し。メーター回りも好みです。
へえと思ったのはドアミラーの小ささ。ポロといい、空力的な
意味もあるのか？
MTはゲトラグ製5速。
ルポGTIのとは違い、半力や重さよりもしっかり正確に動く感じ。
なるほど。これは世界があっていい！名門ブランドは伊達でない。
クラッチのストロークは深いけれど、スイフトスポーツよりは軽く
楽しく運転できそう。
とにかく走り味。これは本当にスポーツモデルというのを実感できる。
硬いし、道路のインフォメーションがダイレクトに伝わってくる。
ボディの頑強さを運転していて感じる。
不快でなく、スポーツモデルというを楽しめそう。
エンジンは1.5Lのターボ。MTの感触とのあわせた感触と
思いますが、トルクフルでいままで乗った中では
もっとも刺激的と感じました。
数値としては、わずかな差のはずだと思うけれど、
車重やサイズは取り回しの良さを感じるもの。
このクルマを買って、楽しく生活する様子はイメージできる。
後席の広さも十分、内装はそれなり。MTやメーター回りほどには
ドアや内張り、コンソール(オーディオレス車）にお金はかかっておらず。
そこは、まあ。ポロほど高くないしと思って
見積もりをもらうと・・
改めて、値段の高さを感じました。
世界があるクルマだけに、それでも魅力はあるのですが、
スイフトスポーツやデミオ・スポルトと比べると
30万以上の差、このクラスでその差は大きい。
VWポロもしかり、価格差にはそれなりの意味があるのでしょうけど。
でも三菱 コルト(COLT) ラリーアートVersion-R(5MT)、
これは、買っても後悔しないだろうと思わせてくれる魅力がありました。
営業マンの人ももダンディな雰囲気をもつ人で
大人の対応は好感触でした。
MT車を考えている人は、一度は試乗をオススメします。
