2007-09-27 「小学5年生」重松清/文藝春秋 最近の読書 #練習用 小学5年生の子供たちの日常、 こどもながらのゆれる思いをつづった17篇からなる短編集。 ひとつひとつの話は短くて、 特に大きなテーマを構成しているわけでもない。 その分身近で、 かつて少年だった自分の日常とオーバーラップすることが あるのかも知れない。 個人的には、子供の頃の記憶はかなり鮮明に思い出せる。 大人になった今、戻りたいとは思わないけれど、 自分を作り上げてきたのは、その頃の思いや行動の積み重ねだという 実感はある。