桐野夏生さんが、女子プロレスの世界を描いた小説。
最後まで、読んだことあるような・・と思いながら進めていって
作者によるあとがきで、(神取忍さんをイメージして主人公を造詣した。)
という言葉で、やはりそうだったとわかりました。
身体を鍛えるというのがbaseになっているところが、
格闘技系の小説の根源的な魅力になっているように思う。
評価や結果は、かならずしもそうでないとしても
努力や精進は、身体、力や持久力などに直接むすびつく。
そういうシンプルな構図は、忘れたくないと思う。