挫折と少しの自負と。
青春だなあ・・というのが、とにかく読みながら思ったこと。
ちょっと野沢 尚さんの「龍時」を読んだときの
感じに似てます。
天才的なプレーヤーである兄にあこがれて
サッカーを続けていた中学時代。
超えられない壁。
自分で選んだ公立高校そして陸上部へ。
主人公の神谷新二、
まっすぐで、正直で、好感がもてる。
天才肌のスプリンター、親友の一ノ瀬連の走りに
驚嘆し、あこがれながらも、速くなりたいと思う。
十代の頃、運動部の練習が中心だった
生活をまた懐かしく思い出しました。
このあと、続編の2,3も待っているので楽しみです。