シュカワさんが、こんな人だったとは!
書名に加えて、装丁のイラストも脱力系でしたが・
直木賞受賞作「花まんま」に代表されるような
小説のイメージとの落差に驚きつつ楽しく読みました。
ずっと関西の方の人だと思っていましたが、
生まれは大阪なれど、育ちは東京だというのも意外でした。
「オタクの花道」は、特撮ファンを公言していた縁で
「ウルトラマンメビウス」の脚本を担当することになった話。
それも珠玉の一遍として心に残っていた「帰ってきたウルトラマン」の
「怪獣使いの少年」の続編を。
かつてファンだった作家としては、夢でしょうね。
「デビューするまでの話 その1/2」も、
夢をあきらめないことについてちょっと心に響きました。
ちょっと年上の世代のシュカワさんですが、
ファンになりそうです。