唯川恵さんの恋愛に関するエッセイ集。
唯川さんの本は、「OL 10年やりました」が好きで
愛読書のひとつにしていた。
女性作家のエッセイは、
新鮮で驚かさせるようなことも多いのだけれど、
時として、興味や関心の対象が重ならないことがあるし
男の私には別世界のものとして楽しんでいることも多い。
その点、唯川さんの書くものは、何故か違和感なく
いいたいことが理解できる。
本書は、若いころから40代半ばまでの本人や友人たちの
恋愛話を軸にしていて
親しみやすく、楽しめた。
恋愛話は、老若男女を問わず、
誰でも共通で経験して、関心持てる話題だと
改めて思う。
私自身、結構、長い間恋愛沙汰とは無縁なのだが、
人生においては、お金や成功よりも
大切なものだろうなと思う。
(反省した。)