絲山秋子さんの個人的な思いを綴ったエッセイ集。
最近、絲山秋子さんのHPも見にいくようになった。
本書でも、きどりも遠慮もなく言いたいことを思い切りつづっていて
気持ちよい。
ところどころツボにはまって大笑いしてしまった。
率直に、言いたいこと言い合えば、
それはそれで大変だが、
おもしろいだろうなと思う。
20年くらい前、バブルの頃は
林真理子さんのエッセイが
若い女の気取らない本音というスタイルで
一世を風靡していて、
何冊か文庫も買った記憶がある。
それと比べると女の本音もずいぶん変った・・
というか二分されていってるのだろうな。
いろんな情報が、手に入るようになることで
かえって自由度なくしてる人も多いような気がする。
絲山秋子さんにかぎらず、女性の強い意見の
HP増えているのだけれど、読んだあとですこしエネルギー消耗していて
”やっぱり可愛い女が好きかも?"という気持ちに
最近なってきました。(年のせいか弱っているのだろうか?)