監督:ピーター・チェルソム
主演:リチャード・ギア ジェニファー・ロペス
いわずと知れた周防正行監督作品のハリウッド・リメーク版。
まだ新入社員だった頃に、週末の夜に
同期の友人が借りてきたビデオを私の部屋で見る日々が続いた時期があった。
(彼はTVをまだ買ってなかった。)
そのなかで、友人がおすすめといった周防正行さんは、
監督の名前で映画を意識した最初の日本人になった。
さて本作、
ラストにちょっとひねりがあった以外は、想像していた以上に
Originalに忠実に丁寧にリメイクされていて、すこし驚き。
駅のホームでダンスの練習をするリチャード・ギアを
ダンス教室の窓からジェニファー・ロペスが見つめて微笑むシーンなど、
国が変って生活が変わってもなりたつものだと思った。
ストーリーもシーンもOriginalを思い出しながら見ているのにもかかわらず、
また別の作品を見ているような感覚もあったのも不思議。
配役も、Original作品へのリスペクトをもって決められたのだろうと思う。
おだやかに、やさしい気持ちで楽しめました。
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