角川oneテーマ21の一冊。再読した。
序章でキーワードとして取り上げられている言葉。
大競争
グローバリゼーション
IT革命
勝ち組/負け組
成果主義賃金
不景気
出版された当時、結構話題になって取り上げられていた。
初版が2001年4月10日だから、ちょうど5年ほどたったことになる。
経済・社会という観点からみると5年は、ちょうど答えや結果が見える期間になる。
こういう本は、出版された時から数年たって読み直すと
自分の感じ方や考え方の変化も振り返りながら
新しい発見があるということに、最近気づくようになった。
本書の前半部分で紹介される著者の堀切さんの知人・友人たちの
人生観・生活観が以前読んだときも印象に残っていたが、
5年後の今、前よりもっと近しく感じた。
5年分、年をとったこともあるのだろうけれど、
かつて同じ会社で一緒に働いていた先輩たちがここ1～2年で
結構人生の転進を図っていることが影響していると思う。
意外と人生は短いし、過ぎた時間も取り戻せない。
後悔のない選択をしたいものだ。
