道尾秀介さんの長編小説
一つ前に読んだ「雷神」とは全くテイストのちがうストーリー
元詐欺師の主人公：武沢と、
そのまわりの仲間たちの
多くは語らずとも、互いを信じたり、思いやっているだろう
関係が暖かくてよいな。
策士である武沢の大きな仕掛けが覆る終盤、
その後のEndingがHappy Endをうかがわせるものだったのも
よかった。
思っていたより、ボリューム感のあった長編を
楽しみました。
Youtuber：ヨビノリたくみさんの
熱いファンならではの解説も楽しめます。
前作「カラスの親指」も読みたくなりました。
<出版社HPの作品紹介より抜粋>
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「久々に、派手なペテン仕掛けるぞ」詐欺師から足を洗い、
口の上手さを武器に実演販売士として真っ当に生きる道を選んだ武沢竹夫。
しかし謎めいた中学生・キョウが「とんでもない依頼」とともに現れたことで
彼の生活は一変する。
シビアな現実に生きるキョウを目の当たりにした武沢は、
ふたたびペテンの世界に戻ることを決意。
そしてかつての仲間――まひろ、やひろ、貫太郎らと再集結し、
キョウを救うために「超人気テレビ番組」を巻き込んだ
ド派手な大仕掛けを計画するが……。
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<『カエルの小指』 | 道尾秀介オフィシャルサイト>
http://michioshusuke.com/custom114.html
<講談社BOOK倶楽部作品URL>
https://www.shinchosha.co.jp/book/300337/
試し読みもできます。
