誉田哲也さんの、姫川玲子シリーズ最新短編集
・それが嫌なら無人島
・六方全書
・正しいストーカー殺人
・赤い靴
・青い腕
・根腐れ
・それって読唇術?
の7編を収録
<幻冬舎HPの作品紹介>
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誉田哲也の代表作にして、警察小説ムーブメントの中核をなす超人気シリーズ、
待望の新作です。
この『オムニバス』は姫川玲子シリーズの記念すべき10冊目の単行本にして、
『シンメトリー』『インデックス』に続く3冊目の短編集です。
短編集のお楽しみは、長編以上に、姫川班の刑事たちをはじめとした
レギュラー・キャラクターの横顔が色濃く描かれているところ。
大小さまざまな事件に挑む玲子たちを、
一編ごとにかわる語り手の個性とあわせてお楽しみください。
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面白かった!
姫川玲子シリーズは、はずれがない。
捜査一課殺人犯十一係:新しい姫川班ができてから2年半?、
初期のメンバーとの関係性とは少しちがって、
あたらしい年上の部下など、距離を置かれた感じが残っていたのだけど、
本作での各章は、各々のメンバの心のうちが描かれていて
人間関係ってこういうふうに作られていくものだな、と思いました。
「それって読唇術?」
姫川玲子と武見諒太検事とのプライベートな席での会話
20歳年上の部下:日野利美巡査部長
本作「赤い靴」「青い腕」
で、姫川玲子との距離が近くなったと思ったら
まもなく異動との情報。
寂しく思ったら、
なんと。。
代わりに新しく姫川班に配属されるのは、
誉田哲也さんの別シリーズの主人公:魚住久恵巡査部長なのか
。。
初対面のこの二人、
お互いどんな印象を抱くのか。。
新作長編が待ち遠しい!
おすすめです。
<光文社の公式HP>
https://special.kobunsha.com/honda/omnibus/