堂場瞬一さんの本。
平成元年の大晦日、
新聞記者3年目だった堂場瞬一さんと、
出版社に勤める大学同期の友人:本橋尚紀氏との
会話の中で始まった
年1回大晦日の渋谷でのスクランブル交差点で取材して、
その年一番印象的だった事件や出来事について聞く、
それをまとめるという約束
平成元年(1989年)から平成30年(2019年)まで
の平成の30年間100人分102本のインタビューの記録。
(実際にインタビューしたのはその3倍以上とのセリフあり)
平成元年、自分は新入社員で21歳になったばかりだった。
この30年のインタビューで語られたことのすべては
就職・上京してから過ごした自分の人生30年と重なっていて
いろんなことを思い出しました。
こんな本は、他にないな。
平成を生きてきた同世代の人たちには、
人生を振り返るような、そんな本です。
★編集部からのコメント
この本が小説なのか、ノンフィクションなのかは読者にゆだねられます。
<河出書房新社のHP>
http://www.kawade.co.jp/np/isbn/978-4-309-02855-2/