恩田陸さんの長編小説。
上海の高級ホテル「青龍飯店」を舞台に、つらなる運命のドミノ。
恩田陸さんの小説を読むのは久しぶり。
結構長い作品なのだけれど、一気に読み終えました。
楽しい、笑ってしまった。
最後まで衰えないペース。面白い!
恩田陸さんのこんなテイストの作品は初めてなのでは?
と思っていたら
作中で、前作と思われる東京を舞台にした事件についての
言及があって・・・
もしやと
思って調べたら過去のブログで書いてました。
2006年3月だから14年前。。
ストーリー全然思い出せない。
そういう作品たくさんあるんだろうな。
「ドミノin上海」は「ドミノ」の5年後の話みたい。
■霊能力を持つ3人
風水師・蘆蒼星(ロソウセイ)・神官の娘・安倍久美子・山伏の祖先をもつ小角正
コンビの活躍がまた読みたい!
本作で視えることを認めてしまった、小角正さん、がんばって。
■ダリオ
たまたまですが、数日前に電子書籍版の「100日後に死ぬワニ」を
買ったばかりだったのもあって、自分の中では作中のぐるぐる回るダリオが
3DCG版のワニで再生されました。
■森川康夫くん
レッサーパンダ森川、幸せをいのります。
すっきり楽しめます。未読の方はぜひ「ドミノ」から
お楽しみください。