最近だとドラマ化された「火村英生シリーズ」で
知られる有栖川有栖さんによる作品解説集
推理小説作家である、有栖川有栖さんが
書いた書評も含めて、愛好する作品について語る1冊。
とにかく文章が熱くて、有栖川有栖さんの作品を愛する気持ちが
伝わります。
半分ちかくは、私の知らない作家や作品で、
作者は知っていても、語られれている作品を知らないのも多数。
まだまだ読んでない傑作が多いのだな、と思いました。
逆に、松本清張さん（点と線など）や、エラリィ・クイーンの悲劇シリーズについて
書いた章は、
推理小説好き共通のルーツみたいなものを共有できた気がして嬉しかった。
クロフツの「樽」とか読んでいたっけかな？
カーの作品とか、かつての名作たちもまた読み返したくなりました。
<角川書店のHP>
https://www.kadokawa.co.jp/product/321907000103/
