宮部みゆきさんの中短編集
表題作を含む8編を収録
- 母の法律
- 戦闘員
- わたしのワタシ
- さよならの儀式
- 星に願いを
- 聖痕
- 海神の裔
- 保安官の明日
最初の1編が、
現実にもありえそうな近未来のシリアスな「母の法律」なので
こういうテイストの連作長編なのかと思いましたが、
SFやファンタジー的な作品、ディストピア的な未来を描いた
バラエテイあふれる作品集。
いずれも、作品読んだだけでは
宮部みゆきさんの作品だとは思えない。
これだけの引き出しをもっている人なのだなあ。
個人的には、
「わたしのワタシ」が明るくて好きでした。