監督:ブライアン・シンガー
主演:
ヒュー・ジャックマン(ウルヴァリン)
ハル・ベリー(オロロ・モンロー:ストーム)
パトリック・スチュワート(チャールズ・エグゼビア:プロフェッサーX 老年期)
ジェームズ・マカヴォイ(チャールズ・エグゼビア:プロフェッサーX)
イアン・マッケラン(エリック:マグニートー 老年期)
マイケル・ファスベンダー(エリック:マグニートー)
ジェニファー・ローレンス(レイブン:ミスティーク)
ニコラス・ボルト(ハンク・マッコイ:ビースト)
エヴァン・ピーターズ(ピーター・マキシモフ:クイックシルバー)
ファムケ・ヤンセン(ジーン・グレイ)
レンタルBDで視聴。
「X-MEN」シリーズの第7弾。
新シリーズ「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」2011のキャストと
従来作品のキャストがクロスオーバーする、
そして気づいてなかったけれど、
これは過去のシリーズ作品と「ダーク・フェニックス」などの
作品へのシリーズ分岐を分ける作品でもあったのか。。
作品公開の時系列は下記
■オリジナルシリーズ
X-メン (2000)
X-MEN2 (2003)
X-MEN:ファイナル ディシジョン (2006)
■スピンアウト
ウルヴァリン:X-MEN ZERO (2009)
ウルヴァリン:SAMURAI (2013)
LOGAN/ローガン (2017)
■新シリーズ
X-MEN:ファースト・ジェネレーション(2011)
X-MEN:フューチャー&パスト (2014) 本作
X-MEN:アポカリプス (2016) 未見
X-MEN:ダーク・フェニックス(2019) 本作
2023年、X-menと人間が、対ミュータント兵器センチネルに絶滅寸前まで
追い込まれた近未来。
わらわらと登場する
ミスティークの変異能力を持ったセンチネルたちが強大すぎて、
まともに戦って勝てそうな気がしない。
センチネルの開発を阻止するために
精神を過去に送れる能力者の力を借りて50年前に送り込まれるローガン
他のシリーズ作品と比べても見どころはたくさん。
傷ついてやさぐれた1973年のチャールズ、それを支えているハンクの優しさ
自分の能力のために痛むことになっても、それでも結局は仲間のために動きだすところ、
若いクイックシルバーの活躍は爽快、
相変わらずのマグニートーの強さとクールさ
ローガンの心を通じて、
若きチャールズが未来のチャールズと会話するシーンは本作の見どころ。
ああ、と思ったのはウルヴァリンの精神が過去に戻り
未来を転換させる起点とされた1973年のアメリカの風景
自分も子供ながら覚えている当時(昭和40年代)の日本に比べれば、
ずっと先進的だったはずのアメリカも、
こういう色合い・社会だったな、というのを観て
その古さが新鮮でした。
最新作「ダーク・フェニックス」でもそうだったのだけれど
仇敵であるエリック(マグニートー)とチャールズ(プロフェッサー)が
心を通わせたり、共闘するシーンはやはり。いいな。
本作では、レイブン(ミスティーク)の行動が、
未来を決めるキーになっていて、最近観た作品とのキャラクターの違いが
印象的だったけど、本作の経緯があってこの後の作品につながるのですね。
豊富な特典映像も、楽しめました。
おすすめです。