監督:アンナ・ボーデン、ライアン・フレック
主演:ブリー・ラーソン、サミュエル・L・ジャクソン、ベン・メンデルソーン、ジュード・ロウ
アネット・ベニング、クラーク・グレッグ、パトリック・スチュワート、リチャード・E・グラント
レンタルBDで視聴。
■特典映像でも語られていたのですが、
本作はアベンジャーズが結成される契機となる物語であり、
そしてフューリーの物語の始まりでもあります。
主人公であるヴァースは超人的な力を持ってはいるけれど、
そこは一人のヒーロー(ヒロイン)が訪れた場所で
危機とどう向き合い、画された真実を見つけ、どう向き合っていくか?
知り合った協力者(フューリー)との関係構築や、
親友との再会、取り戻していく記憶、
王道のエンターティメント感があります。
面白かった。楽しめました。
ヴァースが地球に墜落した場所が、ブロックバスター(ビデオ店)ていうところ、
登場するクルマやコンピュータとかインターネット(Windows95の頃?)
なども ほどよい時代感で、
自分には心地よかった。
もうひとつ。グースについてのいくつか
のシーンには笑ってしまった。
■まだ新人だった頃のフィル・コールソンの姿がさらに初々しい。
そして、その事情通さがちょっと得体がしれないと思うことのあったフューリーの
まだ若いまっすぐさや柔軟さが、
その後につながるMCUの世界の基盤になっているというこの仕掛けに
斬新な驚きがあります。
(フューリーが隻眼になったことの受け止め方?人物が大きいとしか言えない。)
■Endingロールの後に。
「ENDGAME」だとヴァースが唐突に登場した感がありましたが、本作ラストでのやりとりから
フューリーの呼びかけを受けたキャロル・ダンヴァースが
残されたアベンジャーズメンバーの前に最初に姿を現すシーンが描かれます。
ちゃんとつながるこの緻密さ、素晴らしい。
その更に後でみれる、グースの追加シーンもお見逃しなく。