road2vのブログ - a little white rooster

Windows10 64bit化、書庫:PC(パソコン)関連作りました。

2015-02-01から1ヶ月間の記事一覧

「清流の宴」石川渓月/光文社

石川渓月さんの長編小説。 主人公:西野俊之は49歳、 かつて将来を嘱望された有能な水の研究者だった。 部下のリストラを強要されたプレッシャーに押しつぶされ心身喪失、 無意識の車上荒らし行為で、警察に逮捕された上、 産業スパイの疑いを会社を追われた…

Kindleコミックの充実ぶりがすごい

小学校高学年から中学生くらいのころにかけて 好きで購入していた漫画(コミック)がたくさんあったのだけれど、 時間がたって痛んだものもあったし、 実家において家を出た後、所在がわからなくなった。 本自体も絶版になって、そのうちのいくつかをごくま…

「かくカク遊ブ、書く遊ぶ」大沢在昌/角川文庫

1998年に小学館文庫から刊行された大沢在昌さんの2冊目のエッセイ集。 あとがきによると初版刊行時、デビュー18年たったころとのこと。 新宿鮫シリーズが売れるまで、 ”永久初版作家”と自虐的な称号を自認していたエピソードなどは、 他のエッセイで…

「あなたの所得を倍増させる経済学」三橋貴明/講談社

三橋貴明さんの本。 最初の東京オリンピックから50年。 新幹線に首都高、インフラ整備が一気に進んで日本国民が急速に豊かになっていた時代から 時間がたち、当時のインフラも老朽化でメンテナンスが必須な時期にきている。 まして。地震や台風、近年毎年の…

「首折り男のための協奏曲」伊坂幸太郎/新潮社

伊坂幸太郎さんの小説 7つの短編からつづられるストーリー。 首折り男の周辺 濡れ衣の話 僕の舟 人間らしく 月曜日から逃げろ 相談役の話 合コンの話 冒頭、首折り男の話は、グラスホッパーやマリアビートルつながる ちょっと変わった個性を持った、殺し屋…

「袋小路の男」絲山秋子/講談社

絲山秋子さんの本。 - 袋小路の男 - 小田切孝の言い分 - アーリオ オーリオ の3編を収録。 川端康成文学賞を受賞した表題作と そのアンサー小説でもある「小田切孝の言い分」 高校時代から続く男女の不思議な関係、だが現実は こんなつながりでできているの…

「煙が目にしみる」石川渓月/光文社

石川渓月さんの長編小説。 日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作。 主人公は、バブルのころ不動産の世界でその名を知られた男。小金。 今は、九州・博多で個人経営の金融業をほそぼそと営む彼が、 目の前でクライアントでもある暴力金融業者にかかんに挑みか…

「星をつくった男 阿久悠と、その時代」重松清/講談社

作詞家としてあまりの多くの業績を残した阿久悠さんについて 重松清さんが書いたノンフィクション。 津軽海峡冬景色から、沢田研二さんのヒット曲、 そしてピンクレディ。 本書を読んだ後で、ウォークマンで曲を聴きながら寝る日が 続きました。 シンガーソ…