road2vのブログ - a little white rooster

Windows10 64bit化、書庫:PC(パソコン)関連作りました。

2011-07-01から1ヶ月間の記事一覧

「ウーマンズ・アイランド」林真理子/マガジンハウス

林真理子さんの長編小説。 元アイドル、今は俳優として活躍する深沢裕人、 埋め立てられて 巨大な高層ビルディングの立ち並ぶ街に変わった。 かつて暮らした小さな漁師町。 そこに戻ってきた彼と、その街で働く・暮らすさまざまな女たちとの エピソードを束…

「買おうかどうか」岸本葉子/双葉社

岸本葉子さんの買い物の記録エッセイ。 すごく欲しかったもの、必要に迫られて買うもの、 新しく興味をもったもの。 モノを買うのは楽しい、と思う。 けれど、欲しいものがたくさんあって、 その中のわずかにしか手をだせなかった若い頃と比べて、 今は、あ…

「平等ゲーム」桂望実/幻冬舎

桂望実さんの長編小説。 かつて 理想のユートピア・平等社会を目指して移り住んだ人たちに 開拓された、瀬戸内海に浮かぶ小さな島・鷹の島、 主人公は、 その島で生まれて育った芦田耕太郎。 平等に定期的に行われる仕事の抽選で選ばれて 島への移住候補者の…

「寝る前につぶやくだけで、心がスーツとする本」益田ミリ/三笠書房

益田ミリさんの、イラストと5・7・5の句(?)集。 怒りや、悲しみ、抑えきれないうれしさも・・ 溜め込まず、寝る前にはきだすという、 こういう気分転換もいいかもしれない。

ソニー、8ミリビデオ出荷終了=四半世紀で5700万台

8mの再生デッキ出荷終了のニュース。 BDメディアもiVDRカセットも安くなって、 8mビデオの存在にもう価値が無くなっているのはわかるのだけれど、 引っかかりがあるのは、手持ちのテープ資産。 Hi8だけで全部で200本くらいはあるかなあ。 ドラマや映画、録画…

「追憶のカシュガル」島田荘司/新潮社

副題は <進々堂世界一周> - 進々堂ブレンド1974 - シェフィールドの奇跡 - 戻り橋と悲願花 - 追憶のカシュガル - 後書 島田荘司さんの連作長編。 新作を読むのはひさしぶり。 京大入学を目指す浪人生の主人公:ぼくことサトルが、 京大そばの喫茶店「進々堂…

<サッカー女子W杯>日本、初優勝 PK戦で米破る

なでしこジャパン、W杯優勝! よかった。 夜中に起きて、朝までTV観てました。 前半、アメリカ・チームの速いこと、上手いこと。 パス回しに難ありっていう、分析したのは誰だよという感じ。 間違いなく世界一のチームといわれて 納得してしまう。 これに勝つ…

「ゲド戦記」2006/日本

監督:宮崎吾郎 原作:アーシュラ・K・ル=グウィン スタジオ・ジブリ作品。 原作については未読、 なので先入感はないのだけれど、この作品について色々な評判が 書かれたのは知っていた。 それでもエンタティメンとにどう感じるかは、 人の意見に左右され…

軽スポーツ車、数年内に投入=「ビート」の後継―ホンダ

「ビート」の後継車、実現しそうです。 軽規格でないとしたら、それは残念だけれど、 { コペンもしかり、最新の技術で今、軽のオープン2シーターの Newモデルを出して欲しい。プリウスをしのぐ燃費でとか。} 最近FIT頼みで、いわゆるホンダらしさを感じさ…

コートのインナー水洗い

コート3着分のインナーをアクロンで水洗いしました。 秋冬に着るものだけに、外はともかくインナーが汚れているという 感覚はなかったのですが、 洗面台のシンクで 軽く手もみ洗いしただけで、水がかなり黒くなって 驚きました。 洗ってよかったという感じで…

「前進する日もしない日も」益田ミリ/幻冬舎

益田ミリさんのエッセイ集。 自然体というか、飾らず虚勢も張らない 日常というのはこういう感じかな。 仕事と生活と、ちょっとした息抜き。 今までの10年、 そしてこれからの10年、 私も、いい時間になると信じたい。

「あすなろ三三七拍子」重松清/毎日新聞社

重松清さんの長編小説。 主人公は、高校生2年生の娘を持つサラリーマン 藤巻大介45歳。 いかにもオヤジだなあという設定なのでけれど、 これが私とほとんど変わらない年齢なのが・・ 少し悲しい。 勤務先の社長の名を受けて、存続危機の あすなろ大学(旧世…

二週間の休暇

この4-6月、プロジェクトの佳境が続いていて、 徹夜も含めて毎週のように休出してましたがようやく一区切りつきました。 { 並行して走っている複数のプロジェクトはまだ佳境状態が続いているので、 心苦しくもありますが、ちょっと無理やり区切ることにしま…

「片眼の猿」道尾秀介/新潮社

道尾秀介さんの長編小説。 主人公は、私立探偵:三梨、 その特殊能力を生かして業界でも有名な存在。 風変わりなメンバ(元メンバ)に囲まれた住居兼事務所で 今日も依頼された仕事に取り組んでいる。 風変わりなスタイル、 思わせぶりな多くの伏線の終着点…

「転生」篠田節子/講談社ノベルス

篠田節子さんの長編小説。 表紙の著者の言葉: 「十六年ぶりのノベルスである。そして最後のノベルスである。」 篠田さんが作家志望の一公務員だったときに、 原稿を読み、本にすることをを約束してくれた編集者、 この本の出る前に亡くなった宇山日出臣氏に…

「アバター」2009/米

監督:ジェイムス・キャメロン 主演:サム・ワーシントン、シガニー・ウィーバー どうせ観るなら3Dで・・と思っていましたが、 3D対応機器をそろえたいという欲求もどんどん弱くなり、 ブルーレイでレンタルしてきました。 衛星パンドラ、自然と共生する先住…

「明日この手を放しても」桂望実/新潮社

桂望実さんの長編小説。 主人公の篠田凛子、 大学2年生のときに病で失明、 その後には家族の太陽のような存在だった母親も交通事故で亡くしたことで 生きる気力を失っている。 残された家族、漫画家である父と いつも不平をこぼしている兄の真治、 1995年か…